2012年5月27日日曜日

GRUBに選んだカーネルを覚えておかせる

Ubuntu(実際に使っているのはLinux Mintだけど)をデスクトップ用途で使うにはCONFIG_PREEMPTの有効になったlowlatencyカーネルを使いたいところ。

でもlowlatencyカーネルをインストールしてもGRUBはデフォルトでは一番上にリストされる(lowlatencyとは限らない)カーネルを起動するために、毎度手動でlowlatencyカーネルを選ばなくちゃいけない。

/etc/grub/defaultのGRUB_DEFAULTでlowlatencyカーネルを指定するにしても番号で指定してしまっては新しいカーネルがインストールするたびに番号が変わってしまうかもしれないし、名前で指定しても新しいlowlatencyカーネルをインストールする度に手動で変更しないといけない。

どちらもいまいちだなと思ってgrubのinfoマニュアルを見るとGRUB_SAVEDEFAULTという設定があった。

`GRUB_SAVEDEFAULT'
     If this option is set to `true', then, when an entry is selected,
     save it as a new default entry for use by future runs of GRUB.
     This is only useful if `GRUB_DEFAULT=saved'; it is a separate
     option because `GRUB_DEFAULT=saved' is useful without this option,
     in conjunction with `grub-set-default' or `grub-reboot'.  Unset by
     default.  This option relies on the environment block, which may
     not be available in all situations (*note Environment block::).

要するに/etc/default/grubに

GRUB_DEFAULT=saved
GRUB_SAVEDEFAULT=true
と書いておけば前回起動したの同じカーネルで起動してくれるようになる。
(update-grubするのを忘れずに!)

これで新しいカーネルをインストールする度に/etc/default/grubをいじる必要がなくなって少しだけ幸せ。

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