Ubuntu(実際に使っているのはLinux Mintだけど)をデスクトップ用途で使うにはCONFIG_PREEMPTの有効になったlowlatencyカーネルを使いたいところ。
でもlowlatencyカーネルをインストールしてもGRUBはデフォルトでは一番上にリストされる(lowlatencyとは限らない)カーネルを起動するために、毎度手動でlowlatencyカーネルを選ばなくちゃいけない。
/etc/grub/defaultのGRUB_DEFAULTでlowlatencyカーネルを指定するにしても番号で指定してしまっては新しいカーネルがインストールするたびに番号が変わってしまうかもしれないし、名前で指定しても新しいlowlatencyカーネルをインストールする度に手動で変更しないといけない。
どちらもいまいちだなと思ってgrubのinfoマニュアルを見るとGRUB_SAVEDEFAULTという設定があった。
`GRUB_SAVEDEFAULT' If this option is set to `true', then, when an entry is selected, save it as a new default entry for use by future runs of GRUB. This is only useful if `GRUB_DEFAULT=saved'; it is a separate option because `GRUB_DEFAULT=saved' is useful without this option, in conjunction with `grub-set-default' or `grub-reboot'. Unset by default. This option relies on the environment block, which may not be available in all situations (*note Environment block::).
要するに/etc/default/grubに
GRUB_DEFAULT=saved GRUB_SAVEDEFAULT=trueと書いておけば前回起動したの同じカーネルで起動してくれるようになる。
(update-grubするのを忘れずに!)
これで新しいカーネルをインストールする度に/etc/default/grubをいじる必要がなくなって少しだけ幸せ。
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